あたりまえのように双眼鏡をストラップでぶら下げてきたのだが、実はどうにかならないものかと思っていた。

散歩に持ち歩くのにもストラップのほうが目立ってしまい。　「あの人なにか持っている」　と怪しまれるし（笑）

ぶら下げていないときは、あのブラブラした長さが邪魔で仕方がない。


ある日、ジャンクに転がっていた部品を発見。　（図の水色）

　　


工具類をベルトに装着するための金具だったと思う。

欲しいのは金具だけだったので本体ケースのほうは早々に棄ててしまった。

バネが閉じる方向に効いてベルトからはずれることはなさそう。

とにかくこれで装着具を作ってみた。


　　　　


双眼鏡の持ちやすさを損なわないよう、配置はそれなりに考慮。

クリップは基本、着けたままにする。　なので三脚ネジへの取付はツマミじゃなく、六角レンチで強固に固定とした。

ストラップは勿論外す。　

クリップ装着時は持ち手が接眼側に少し寄るのだが、そうすると双眼鏡の吊り金具（突起）が指の付け根に当たって痛い。

ストラップに戻る気はないので吊り金具は削り飛ばした。　−＞モヤモヤがスッキリ。


　　

ベルトに装着時のクリップ開操作も親指一本でできるようにした。


　　　


ほんの数秒でベルトに刺すことができる

　　


歩いても走っても両手がフリーになって実に快適。　

装着していることを忘れるのが難点かもしれない。


　　


これに近いモノ。　市販品にもあるようですね。

https://www.youtube.com/watch?v=cj4nP7YFDJo



ここからは余談。　

弊サイトによく来ていただいている方にはお分かりだと思うが。

この双眼鏡、某メーカー製を原形が残らないほどに改造したものである。

「マグネシウム合金を使用」らしいが、吊り金具に限らずいろんな場所を見たり削ったりしたが、

どう見てもアルミダイカストである。　一体どこがマグネシウム合金なのだろうか？

良いモノなのに誇大表示は残念。

　　　　　　　　　　　　（２０２１年１０月３日）


　　

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