賞月観星の　スマートフォン用カメラアダプター�U　　面白そうなので試してみました

テニスしないのに、なぜか右手がテニス肘になってしまい、ほぼ左手だけの生活が続いています。　
前回は左手首を患い１週間ほどかかりましたので、まあそのうち治るでしょう。　
さて今回の商品は改良型だそうでより大きいサイズのアイピースに適応しています。　
商品概要は次のようになっています。

　　�@挟まれるスマートフォンの幅範囲：５６ｍｍ〜１００ｍｍ
　　�A付けられる接眼レンズ外径：３１ｍｍ〜６７ｍｍ
　　�B商品重さ：１０５ｇ
　　�C耐荷重：３００ｇ以下（推奨）
　　�Dアイレリーフと合わせる訓練は必要。

プラスチック製で軽いですが、ねじなどの主要な部分は金属が使われており手抜きはありません。
　　　
スマートフォンを横から挟んで固定。　円形中央の穴とスマホのレンズの中心を合わせます。　


アイピースの挟み方が独特な構造です。
　　　
円形のフタの部分をネジ込むと内部の３ツ爪が内側に移動します。　
これにより直径のかなり異なるアイピースでもしっかり固定することができます。
アイピースは下はアメリカンサイズのバレルサイズから　上は缶ビールのサイズまで把持できます。
らせん状のカム機構は良くできていて、自作派としては　この部分だけでもほかに利用価値がありそうです。

　　　

双眼鏡（賞月観星ＰＲＥＡＳＩＮＧ　ＧＯＤＤＥＳＳ　８Ｘ４２）を撮影状態にセットしたところ。　
横長画面の場合、スマホは右眼側につけたほうが良さそうです。　
左眼側だと、ツイストアップ見口共々スマホの重量で回転してしまうからです。　


　
　　　
アイポイントは１５ｍｍｍぐらいで設計されているためか、アイピースを密着させると周辺でケラレが発生します。　　
スマホを数ｍｍうしろに下げてやることでケラレを解消させます。　
フタ状の部分を　緩めたり締めたりしますが、スマホが傾かないようにしつつ　最良ポイントに合わすには少々手間がかかります。



　　　

これは　賞月観星　ＰＲＩＮＣＥ　６．５Ｘ３２　を使ったスマホコリメート法画像です。
クリックすると拡大します。（拡大画像は取得画像の1/4圧縮サイズ）
スマホは３秒タイマーを使って手振れを無くしました。

この日は大陸から熱波が来ていて、透明度・気流とも悪く、後日画像を撮影し直します。
中心解像度はシャープで、色収差も感じません。　周辺像もなかなか良いです。
周辺像は眼で見た感じより　むしろスマホ画像のほうが良く見え、スマホレンズと双眼鏡との相性が良さそうです。
もちろん中には相性の悪い（ひと）も居るわけで、この方法だけでは双眼鏡の眼視性能評価は難しいように感じました。
　　　　　　　　　　　　　　（２０１９年５月２６日）

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